
Amazonでレビュー・評価を集める方法、悪質な口コミの削除方法とは?良い口コミを集めて星5を獲得し注文数Upを狙いましょう。
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Amazonのレビューとは
Amazonでの商品購入者は商品を購入した際に、その評価を投稿することができます。その評価がレビューと呼ばれるものです。そして、Amazonには二種類のレビューがあります。それは、商品に関するレビューと、出品者に関するレビューです。商品に関するレビューは文字通り、商品や購入体験について購入者が星と文章で評価するもので、出品者に関するレビューとは購入した商品を出品している人について購入者が評価したレビューです。このレビューは出品者情報ページに反映される点で、商品レビューとは異なります。Amazonでレビューを獲得することはAmazonで売上を伸ばすために非常に重要な要素になってきます。なぜなら、高レビューを集めることで、登録している商品が上位表示されやすくなったり、出品者競争の激しい商品のカートを獲得することができるようになるなど、様々な恩恵を受けることができるようになるからです。Amazonレビューの要件について更に詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
レビュー獲得の成功事例
自撮り棒-Ginova JP 販売代理店
人気商品はアマゾンが出品していることも珍しくありませんが、この商品は販売主が販売元となっています。そして3800以上のレビューと、評価4.1を獲得しています。そのため、自撮り棒で検索したときに最上位に表示されていて、信頼を与えやすい”Amazon’s choice”のバッジも付与されていて、売上に大きく貢献しているように見えます。
シートマスクパック-APM24
製造元が出品していなくても高いレビューを獲得することはできます。この商品は輸入品の販売でありながら高レビューを獲得しているので、”パック”で検索すると上位表示されています。また出品者のレビューも高いのでカートを獲得することができています。
Anker
モバイルバッテリーと検索すると上位表示される商品の4品全部がAnkerの商品となっています。これは各商品のレビューがどれも高いため、上位を独占できていると言えます。このように特定のカテゴリの上位を独占できると、ブランドとして認知をしてもらえたり、信頼感を与えることができ、販売を超えた恩恵を受けることができます。
lllusdesign JP store
この出品者は、出品者レビューを3700、評価4.5とかなり高い評価を受けています。そして販売している商品もベストセラーになるなど、結果が出ています。出品者の評価が高いと、同じ商品をどこから購入するか迷ったユーザーに選んでもらいやすくなるので、見込み客を逃す可能性を大きく減らすことができます。
レビューを書いてくれる人とは
商品やサービスに感動した人
商品やサービスに率直に感動してくれた人がレビューを書いてくれることがあります。他にも、特定の商品やブランドに愛を感じていて、応援のためにレビューを書いてくれる場合もここに該当するでしょう。この人たちは頻繁にレビューを書くわけではないので、レビューに書きたくなるような感動やサービスを提供する必要があります。なので、商品自体のクオリティを上げたり、梱包やメッセージの同封などを行うことや、FBAを利用して、配送までの時間を短くするなどの方策をとるのが有効だと言えます。
Amazonの価値向上に貢献したい人
Amazonが多くのユーザーに使われている理由の一つが、レビューの充実度合いです。多くの人がレビューを参考に買い物をしているため、自分自身もレビューを書いて評価を投稿することで他の人に貢献したいと考える人も一定数います。このような人たちは、購入した商品に対して客観的な評価を投稿することを重要視しています。なので、わざわざレビューを催促しなくてもレビューを投稿してくれることも珍しくありませんが、商品のクオリティやサービスに問題があると、素直に低評価をつけるので留意する必要があります。
お得なサービスを受けたい人
レビューを書いたお礼にギフトをもらうなど、見返りを求めてレビューを投稿する人もいます。後に詳述しますが、Amazonでは出品して間もない商品については、レビューのお礼にギフト券をプレゼントすることを認めています。そのような景品目当てにレビューを投稿しようと考える人もいるのです。しかしながら、公式のキャンペーンを除いては、レビュー投稿にインセンティブを付与することは認められていないため、仮にレビューを投稿してくれたとしてもAmazon側から削除されてしまう可能性があります。ですので、インセンティブでレビューを買うようなことはしない方が良いでしょう。
ストレスを発散したい人
Amazonには匿名で誰でもレビューを書くことができるので、自己顕示欲を満たしたり、ストレスの捌け口としてアマゾンのレビュー投稿を利用している人も一定数います。自己顕示欲を満たしたい人の場合は、評価自体はやや上からな物言いながらも、客観的な内容での投稿が多いためそこまで気にする必要はありません。しかし、ストレス発散としてレビューを投稿する人の場合は、最低評価をつけて徒らに批判的な内容を投稿することが多いため、気をつける必要があります。悪質なレビューについては、セラーセントラルの「商品レビュー問い合わせ」欄から、取り下げを依頼することが可能なので、お困りの場合はそちらを利用してみてください。
レビューを獲得する方法
商品・サービスの充実
レビューを獲得するためには、商品・サービスを充実させることが最も重要です。商品やサービスが魅力的なものであるほど、高い評価のレビューを書きたいと感じるユーザーが増えます。逆にこの商品やサービスが充実していない場合、後に書くような施策を行ってもレビューを書いても良いかなと考える意思を削いでしまったり、せっかく書いてもらえたレビューの評価が低くなってしまう、といった結果に繋がってしまうかもしれません。
また、サービス自体は自社だけでなくAmazonの提供するFBAというサービスを利用して、カスタマーサポートを充実させたり、配送時間を短くすることで、改善することができます。高レビューを獲得するためにFBAなどのサービスを利用するのも一つの手だと言えるでしょう。
レビューをリクエストする
Amazonでは商品を購入してくれた人に対して、レビューを催促するメールを送信することが可能です。これはAmazonが提供する無料のサービスで、商品を購入してくれた人に対して依頼することができます。依頼した場合には、購入者に対してAmazonからレビュー依頼のメールが届きます。
このサービスは、セラーセントラルの注文管理>個別の「注文の詳細」のところから「レビューをリクエストする」というボタンを押すことで送信することが可能です。
早期レビュー取得プログラム
レビューをリクエストする以外に、アマゾン公式の施策として設置されているのが「早期レビュー取得プログラム」です。このプログラムは商品登録をして間もないような商品に関して、ユーザーに300円のギフト券をお礼として、レビューの投稿を依頼することができるものとなっています。これは有料のサービスになっていて、登録商品とごとに6000円かかります。また有効期間は登録から1年間またはレビューを5件獲得するまでとなっています。
登録については非常に簡単で、「早期レビュー取得プログラムに登録する」画面から、登録希望SKUを入力しプログラムに登録するだけです。
レビューによって商品の売れ行きは大きく変わるので、新規出品した商品をもっと売りたいと考えている人はぜひ利用してみてください。
vine先取りプログラム
ベンダーセントラルのサービスだった、「vine先取りプログラム」がセラーセントラルでも使えるようになりました。「vine先取りプログラム」とは、vineメンバーと呼ばれるトップレビュアーに商品やサンプルを提供することでレビューを書いてもらうことができるプログラムとなっています。このプログラム自体への参加料は登録当初は無料となっていますが、その後費用が発生するようです。こちらもすぐに商品レビューが獲得できることや、目利きのできる消費者の声を聞くことができるメリットがあるでしょう。
レビュー獲得の注意点
悪いクチコミ
レビューの中にはクレームのような内容を投稿するユーザーがいることも注意する必要があります。誠実に低評価をつけるユーザーの声は真摯に受け止めましょう。しかし、いたずらに悪評をつけるレビューについては、セラーセントラルの「商品レビュー問い合わせ」欄から、取り下げを依頼することが可能なので、お困りの場合はそちらを利用してみてください。
サクラ
Amazonではレビューを集めるために、自分でレビューを書くことは禁止されています。サクラレビューを投稿すると、Amazonの利用が停止されたり、最悪の場合訴訟になることがありますので絶対に行わないようにしましょう。
インセンティブをつける
Amazonではレビューの報酬でインセンティブを付与することを禁止しています。また、インセンティブを付与することでユーザーからのレビューを獲得してもAmazon側の方からレビューを消去されてしまうことがあります。無駄な投資になってしまうこともありますし、規則違反なので、公式のプログラムを利用することをお勧めします。
レビュー集めだけに気を取られてしまう
レビューは売上に大きく影響を与える要素です。しかしレビューひとつがどれくらい売上に貢献してくれるのかを考えられているでしょうか。もし、単にレビュー獲得を目的として、インセンティブをつけたりしている場合、実はかけたインセンティブの投資を全く回収できていないなんてことも十分にあり得ますので、もう一度自社にとってのレビューの価値を確認するのも大切です。
まとめ
レビュー獲得は売上アップのためには非常に大切になってきます。しかし、むやみやたらにインセンティブを配ったり、有料プログラムを利用しても無駄遣いになってしまう場合があります。良いレビューを効率よく獲得したいとお考えなら、ぜひ一度専門家に相談してみることをお勧めします。
