【北海道函館市】まだ間に合う!?函館市EC活用支援事業補助金でオンライン販売(2023年10月31日締切)
函館市EC活用支援事業補助金に関する本記事を読んで理解できること
この記事では、函館市EC活用支援事業補助金の概要と要件について解説します。
この記事を読むことで、以下のポイントを理解できるようになります。
- 函館市EC活用支援事業補助金とは?
- 函館市EC活用支援事業補助金を使ってどんなことができるのか?
- どのようなメリット・デメリットがあるのか?
函館市EC活用支援事業補助金とは?どんなことに使えるの?公募期間は?
(出典:函館市公式サイト)
函館市EC活用支援事業補助金とは食品関連事業者が販路を拡大しやすくするため、自社で製造した食品を販売するためのECサイトの設立やリニューアルにかかる経費をサポートする補助金です。
自社で製造する食品を販売するECサイト(自社サイトまたは他社モール)の開設またはリニューアルを行い、更なる販路拡大に取り組む事業に対し、補助率は2分の1以内で最大50万円が補助されます。
具体的に補助される費用は以下の通りです。
- 初期費
- 初期登録費用など出店に係る経費
- 出店料
- 月額出店料・月額利用料など(6ヶ月相当額まで※)
※販売手数料・決済サービス手数料など売上により変動するものは除く
- 委託費
- ページ制作・リニューアル,モール出店代行,商材写真撮影等に係る経費
- 広告宣伝費
- ウェブ広告宣伝のみ(6ヶ月相当額まで※)
※本補助事業で開設・リニューアルを行ったサイトの広告のみを対象とし,広告宣伝費のみの申請は不可
函館市EC活用支援事業補助金の応募期間は令和5年8月9日(金)から令和5年10月31日(火)までです。ただし、 予算額に達し次第募集が終了されます。
函館市EC活用支援事業補助金のメリット
ビジネスを成長させるための資金が得られる
函館市EC活用支援事業補助金の最大のメリットは、何と言ってもビジネスの成長を促進するための資金調達が可能という点です。この補助金は、返済の必要がない貴重な資金源であり、最大で50万円もの補助を受けることができます。補助金を活用することで、新しいプロジェクトの立ち上げや事業の拡大に向けた資金調達がスムーズに行えます。これは競争力を高め、ビジネスの発展を後押しする絶好の機会です。
特にオンラインでの販売は年々増加しており、この補助金を元に国際展開やマーケティングという大きな成長要因に投資することができます。これにより、競争力強化や新たな市場への進出が可能となり、ビジネスの持続的な成長を実現することも可能です。
広告費も補助対象となっている
函館市EC活用支援事業補助金では広告宣伝費も補助対象となっています。この点は非常に重要です。オンライン販売におけるよくある課題として、ECサイトを新しく作ったり、モールに新規出店をしただけでお客さんが全く集まらないという課題があります。この補助金制度ではECサイトの構築やモールへの出店を行うだけでなく、その後の集客のための広告費までカバーされており、そういったただ作るだけでなく、オンラインでの売上を上げるための取り組みを支援するということが強く意識されていることが伺えます。函館市EC活用支援事業補助金を活用される事業者の方は是非ECサイトを作ることだけに満足せず、積極的に広告を行い、自社の商品を売り出しましょう。
事業計画の作成を通じて経営について深く考えることができる
函館市EC活用支援事業補助金の申請には事業計画の提出が必要です。
事業計画の作成は経営において重要なプロセスであり、そのメリットは多岐にわたります。まず、経営者はビジョンや目標を明確にし、戦略を策定する機会を提供します。これにより、長期的な方向性を確立し、経営目標に向かってスタッフや資源を統一できます。また、事業計画はリスク分析と対策の検討にも役立ちます。未来の課題や障害を予測し、それに対処するための戦略を練ることで、経営の安定性と持続可能性が高まります。さらに、計画策定はリソースの最適利用を促進します。予算や人材配置、時間の効率的な使い方を計画に組み込むことで、無駄を減らし、コスト削減や利益最大化が可能です。
函館市EC活用支援事業補助金のデメリット
期間が短いうえに予算上限に達したら終了
函館市EC活用支援事業補助金は2023年10月31に締め切りとなり、さらに予算上限達成時に受付終了します。このため、申請が遅れると機会を逃す可能性が高まります。特に小規模な団体は申請に充分な人手を確保することが難しく、不利な状況にあります。支援を受けるためには迅速な行動が求められますので、関心のある団体は早めの申請をお勧めします。予算に限りがあるため、先着順での受付となります。函館市EC活用支援事業補助金の利用を検討している場合、申請期限を逃さないようご注意ください。この財政支援が活用され、地域の発展に貢献することを期待しています。補助金の受付状況の詳細については、公式ウェブサイトをご確認いただくか、関連部署にお問い合わせすることで確認してください。
補助対象社の業種が限られている
(出典:函館市EC活用支援事業補助金 募集要項)
函館市EC活用支援事業補助金は補助対象事業者が食品関連事業者に限られています。函館市EC活用支援事業補助金の申請条件は他の補助金制度と比較して相対的に条件が少ない補助金制度ではありますが食品関連事業以外の事業を展開している場合、補助金を受けることはできません。さらに、1年以上継続して食品関連事業を営んでいることも要件となっているため、今回の補助金を機会に食品事業に進出して補助を受けるということもできません。要件を充足しているかどうかについての具体的な判断については、函館市の判断によるため、自社が函館市EC活用支援事業補助金の要件を充足しうるのかという点について函館市の担当者と相談して、確認するようにしましょう。
必ず補助金が支給されるわけでない
補助金の支給は確実ではなく、競争が激しい状況や条件に合致しない場合、補助金が支給されない可能性も考えられます。そのような場合に備えて、支給されない場合の代替プラン(プランB)を考慮することが重要です。さらに、函館市EC活用支援事業補助金が支給されなかった場合に備えて、他の補助金制度についても調査を行いましょう。IT導入補助金、小規模企業持続化補助金、ものづくり補助金、事業再構築補助金など自治体だけでなく国が提供する補助金制度で同様に販路拡大のための補助を受けることが可能です。支援を受けられない場合でも、事業の継続や成長を図るために、多角的なアプローチを検討し、リソースを最大限に活用する必要があります。
函館市EC活用支援事業補助金を使用するなら!おすすめのECサイト構築サービス「Shopify」をご紹介
(出典:Shopify公式HP)
- Shopify(ショッピファイ)は、ECサイトを簡単に開設し、運営できるサービスです。以下にその特長を記載します。
- 特長その①:ECサイトの構築・機能追加が簡単にできる
Shopifyは、ECサイトの構築と機能追加を非常に簡単に実現できるプラットフォームです。まず、テーマが豊富に用意されており、コーディングの知識がない人でもカスタムデザインを簡単に適用できます。
- 簡単にマーケティングができる
特長その②:Shopifyには、メールマーケティング、SNS広告、SEOなどのアプリが用意されており、簡単にマーケティングを行えます。例えばFacebookやInstagramとの連携やTiktokとの連携を複雑な設定無く簡単に実現することが可能です。
- 特長その③:海外での販売が簡単に実現できる
Shopifyは、海外販売を簡単かつ効果的に行うことが可能です。簡単に多言語対応が可能で、異なる言語に簡単に翻訳できます。これにより、世界中の顧客に対して親しみやすいショッピング体験を提供できる今回の補助金にピッタリのサービスです。
Shopifyは多くの有名食品事業者でも採用されています。以下に事例をご紹介致します。
- BAKE
(出典:BAKE公式通販サイト)
- ゴーゴーカレー
(出典:ゴーゴーカレー公式通販サイト)
- オリオンビール
(出典:オリオンビール公式通販サイト)
函館市EC活用支援事業補助金に関する本記事のまとめ
この記事では、函館市EC活用支援事業補助金についての概要を説明しました。申請要件を満たせる方は是非この補助金を使ってECを立ち上げ、ビジネスを成長させましょう。詳細は「函館市EC活用支援事業補助金 募集要項」に記載されているのでよく読んでから申請を行ってください。
函館市EC活用支援事業補助金に関するよくある質問
Q1: ホームページの開設・リニューアルに使えますか?
A: いいえ、函館市EC活用支援事業補助金はECの活用にかかる補助金のためホームページの開設・リニューアルには使えません。ホームページのリニューアルと合わせて実施する場合はECページ部分のみが補助対象となるため経費の内訳を分けて見積書・領収書等を作成するように依頼する必要があります。
Q2: 自社製品と合わせて他社製品を販売する場合でも補助対象となりますか。
A: はい、対象となります。ただし、”自社で製造した食品”が商品の半数以上を占めている場合にのみ補助対象となる点、商材写真撮影等に係る経費は自社で製造した食品のみとなる点に注意してください。
最後に
agsでは補助金を活用したオンライン販売拡大の支援を行っています。
興味のある方は是非お問い合わせください。