ディスプレイ広告(Google広告・Yahoo!広告)のバナー作成のポイント
ディスプレイ広告(Google広告・Yahoo!広告)バナーを用意する際のポイント
Google AdsやYahoo!広告のディスプレイ広告を準備する際には、いくつかの重要なポイントがあります。これらのガイドラインに従うことで、広告の効果を高め、投資対効果を最大化することができます。
主要サイズを用意する
ディスプレイ広告をデザインする場合、最も一般的な広告サイズ(300×250、728×90、160×600、300×600、320×50など)を考慮することが重要です。これらのサイズで広告を作成することで、広告がほとんどのウェブサイトに対応し、表示される確率が高くなります。
広告の種類ごとに画像を用意する
広告画像は、作成する広告の種類に応じて画像を用意することが重要です。各種類ごとに画像を用意することで配信箇所が増え、配信効率が上がるため、必ず広告の種類ごとに1つは画像を用意しましょう。
イメージ広告とレスポンシブ広告は両方用意する
イメージ広告とレスポンシブ広告には、それぞれメリットとデメリットがあります。画像広告は広告のデザインやレイアウトをより自由にコントロールできますが、レスポンシブ広告は広告枠のサイズや形状に合わせて自動的に調整されます。両方のタイプの広告を使用することで、リーチを拡大し、さまざまなプラットフォームやデバイスに広告を最適化することができます。
できるだけ高画質の画像を用意する
競合他社に差をつける目を引く広告を作るには、高品質の画像を使用することが重要です。不鮮明な画像や低解像度の画像は、広告が専門的でなく、魅力的でないように見える可能性があるため、使用しないようにしましょう。その代わりに、鮮明でクリアな高解像度の画像を使用し、必要に応じてプロの写真撮影やグラフィックデザインサービスの利用を検討しましょう。また注意点として、高画質にする分ファイル容量は大きくなるので、ファイル容量の制限についても事前に把握しておきましょう。
ディスプレイ広告を作成・入稿する際のポイント
ディスプレイ広告を作成・入稿する際、広告が承認され、広告プラットフォームの要件を満たすためには、いくつかの重要なポイントがあります。
広告審査完了までの日数を考慮してバナーを作成する
広告が表示されるまでに審査・承認されるまでの時間を念頭に置いておくことが大切です。広告が表示されるまでに、余裕を持って計画を立て、広告を作成するように心がけましょう。
レスポンシブ広告は画像が自動トリミングされる可能性がある
レスポンシブ広告では、アップロードした画像が広告スペースに合わせて自動的にトリミングまたはリサイズされる場合があります。トリミングやリサイズしても、インパクトや重要な要素が損なわれない画像を選ぶようにしましょう。
画像内テキストが20%以上を占めていると広告審査に落ちやすい
広告プラットフォームは、画像にテキストが多すぎる広告を拒否することがあります。これを避けるには、テキストのポイントを明確にしたうえで、テキストを最小限に抑えた画像を使用するようにしてください。どうしても画像にテキストを入れたい場合は、画像全体の20%以下に抑えてください。
最上級表現を含むテキスト・広告文を使わない
大げさに主張したり、最上級の表現を使ったりすると、広告の信頼性が低くなり、不採用になる可能性があります。消費者に間違った認識を与える可能性があることから、最上級表現は景品表示法でも規制されているためです。審査に落ちる可能性が高くなるだけでなく、法令違反による信頼の損失にも繋がるため最上級表現は使用しないようにしましょう。
薬事法に抵触するテキスト・広告文を使わない
医薬品や化粧品、健康食品関係、健康器具を扱う場合は、薬事法の規制を受ける可能性のあるため注意が必要です。たとえば、「これを10日間飲めば必ず痩せます」といった表現は薬事法に抵触します。法令違反にならないよう、薬事法についても配慮しなければならないことを認識しておきましょう。
まとめ
バナーを作成する際は、より効果的に広告を配信するための知識と、法令違反とならないようなコンプライアンスの観点を事前に把握しておくことが重要です。上記に記載したポイントに従うことで効果的で魅力的なバナーを作成するとともに、広告が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、テストと最適化を継続的に行うことを忘れないようにしましょう。