Amazonの「FBA納品前受注」機能について解説

FBA納品前受注とは

FBA納品前受注とは、対象とする商品が在庫不足の状態でも、納品プランが策定され、フルフィルメントセンターへの到着日が確定している場合に、購買者がその商品を見つけて購入できる仕組みを指します。

以前はこの機能はAmazonの担当者による許可が必要でしたが、2021年8月19日からは一般的に利用可能となり、FBAを利用する出品者は大口出品もしくは小口出品に関わらず、この機能を利用できます。

FBA納品前受注を利用出来る場合、セラーセントラルにて以下の画面が表示されます。

FBA納品前受注の3つのメリット

FBA納品前受注には、以下のような3つのメリットがあります。

商品の見つけやすさの向上

FBA納品前受注を有効にすると、出品者が納品プランを作成した商品が、検索結果に優先的に表示されるようになります。これにより、購入者は幅広い選択肢の商品を見つけやすくなります。また、商品詳細ページの閲覧数も増加するでしょう。

売り上げの向上

FBA納品前受注は、在庫切れの商品でも購入者が購入できるようにする機能です。これによって、一時的な在庫切れでも売り上げが途切れることなく維持されるため、売り上げの向上に寄与します。

在庫の効率化

FBA納品前受注を利用することで、商品をフルフィルメントセンターに配送している間に購入者からの注文を受けることが可能となります。これにより、納品後すぐに販売が開始でき、在庫の効率的な運用が可能です。納品から販売までの時間が短縮されるため、在庫の損失を最小限に抑えることができます。

FBA納品前受注の注意点

納品プランの有効期限が90日であること

FBA納品前受注が有効になっている場合、自動的に日付が表示されてしまうため、商品の納品予定が90日以上先の商品は、納品プランを作成しない方が良いです。

在庫切れ期間をなくし、販売機会損失を減らすのに有効に働く機能ですが、納品プランの有効期限など加味し、対象商品の納品を計画的に行っていく必要があります。

まとめ

在庫切れを発生させないことが大切ですが、FBA納品前受注を利用することで万が一、在庫切れが発生してしまった場合でも販売機会を損失することなく商品を販売することができます。

よくある質問

Q.購入者からの注文がAmazonから予定どおりに配送されるようにするには、どうすればよいですか?

A.FBA納品前受注を利用すると、購入者が在庫切れ商品を注文した場合、お届け日は入荷予定日に基づいて計算されます。フルフィルメントセンターへの納品が遅れる場合は、入荷日を調整します。

Q.FBA納品前受注のために、在庫補充サイクルを変更する必要はありますか?

A.FBA納品前受注は、在庫切れになることのある商品を対象としています。通常の在庫補充スケジュールに代わるものではありません。

CTA画像
デジタルマーケティングやIT業務導入など、様々な案件に対応をさせていただいております。弊社のコンサルタントが無料で相談に乗るので是非お問い合わせください。
詳しく見る

EC・D2CのWEBマーケティングコンサルなら-株式会社a general studio > ブログ > ニュース > 【2024/07/10】EC担当者・マーケター必読!最新マーケティングニュースまとめ&媒体情報|3選

ページトップへ