Amazonの「販売価格の自動設定」のメリット・デメリットついて解説

販売価格の自動設定とは

価格の自動設定ツールでは、出品者が作成するルールに従って、選択された出品商品の価格を自動的に調整します。価格設定を自動化すると、他に操作を行わなくても、変更がすぐに適用されるようになります。また、カートボックスの取得もしやすくなるため、積極的に活用しましょう。

カートボックスの取得について

Amazonで販売を伸ばしていくためにはカートボックスを取得するのが肝となっています。カートボックスを取得していない場合、購入率がかなり落ち込むのでカートボックスを取得した状態を目指しましょう。

カートボックスの取得とは

複数のセラーが同じASINを出品している場合、商品ページトップの販売元に記載されている状態をカートボックスを取得していると言う。

カートボックスの取得決定について

複数のセラーが同じ出品している時には①安価に出している②ストアの評価良い③在庫が充分にあるなどの評価事項を元にどのセラーがカートボックスを取得するかが決まる。

カートボックスが取られていると何が起こるか

商品ページを開いた時に添付赤枠内の遷移先にしか販売経路が表示されない。スポンサー広告はカートボックスを取得している時にのみ配信が可能な仕様であるので、広告の配信が出来ない。

カートが競合に取られている場合は以下の赤い枠に購入の導線があり、ユーザーの購入確度も下がるのでカートが取れているかどうかはこまめに確認するようにしましょう。

販売価格の自動化の2つのメリット

工数を削減できる

Amazon広告で販売価格を自動化する最大のメリットは、手作業の工数を大幅に削減できる点です。自動化の前は、セラーは自社の商品価格を手動で監視し、競合他社の価格戦略を分析し、価格を適宜調整する必要がありました。この時間を要するプロセスは多くの労力を必要とし、また人為的なミスの可能性も高くなります。自動化された価格設定を導入することで、価格の調整や市場の変動の追跡、競合他社の変化に対応するなどが自動的に行われるため、セラーは貴重な時間とリソースを節約できます。その結果、商品の改良、顧客サポート、マーケティング戦略など、ビジネスの他の重要な側面に集中することが可能となります。

カートボックス落ちが少なくなる

販売価格を自動で変更してくれるため、カートボックスの取得率が上がり、お客さんの購買に繋がりやすくなります。逐一確認し、手動で価格調整をするよりもカート取得率が上がります。

販売価格の自動化のデメリット

利益率が下がってしまう場合が往々にしてある

Amazon側で自動に価格を変更するので想定より大きく価格が下がり過ぎてしまうデメリットがあります。商品の利益率を把握したうえで設定することで利益率の現象が防げるので注意して使用しましょう。

まとめ

「販売価格の自動設定」のメリット・デメリットについて解説してきました。価格の自動設定ツールは、出品者が設定したルールに従って商品の価格を自動的に調整します。自動化することで価格変更が即座に反映されるため、手動操作が必要ありません。また、カートボックスの取得がしやすくなり、積極的に活用することが重要です。カートボックスを取得していないと、購入率が低下する可能性があるので状況に応じて使い分けるようにしましょう。

よくある質問

Q1. Amazonの販売価格の自動化とは?

Amazonの販売価格の自動化とは、Amazonマーケットプレイス上で販売する商品の価格を、自動的に調整するシステムです。販売価格を自動的に調整することで、競合他社との価格競争に勝ち、売上を向上させることができます。

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