EC(ネットショップ)ではデザインが重要。きれいなサイトを作って、売上に繋がる運営をしよう

はじめに

EC出店を考えている方の多くが頭を悩ませるのが、この店舗デザインではないでしょうか。出店するならオシャレなサイトを作りたい、スタイリッシュにしたい、賑やかにしたいなど様々なこだわりをもっているかもしれませんね。
今回はそんな店舗デザインについて、どんなデザインのサイトが世の中ではウケているのか、そもそもなんで店舗デザインが重要なのか、優れたデザインの店舗はどうしたら作れるのか、といったことについて解説をしていきたいと思います。

事例

&Habit

楽天のサイトは他のECサイトとは異なり、ややダサいイメージをもたれがちです。実際に楽天に出店されているサイトのデザインは似ているものが多いことは否めません。しかし楽天のサイトでも優れたデザインのサイトはたくさんあります。例えば、この「&Habit」では化粧品を扱っていますが、サイト自体も白を基調としたシンプルでスタイリッシュなものになっています。また、ただデザインが優れているだけではなくて、それぞれのブランドの魅力がトップページでしっかり伝わるように設計されているところなども、学べることが多いサイトだといえるでしょう。

VOX

サイトデザインを見て、これが楽天のサイトだとすぐに分かった人がどれだけいたでしょうか。トップページは自社サイトかと見紛うほどの優れたデザインになっています。また、商品ページに遷移後もアニメーションなどを駆使して表示していることで、サイトから商品の爽やかなイメージを感じることができます。

大山崎 coffee roasters

こちらは「BASE」を利用した、京都のコーヒーショップのECです。トップに表示されるお洒落な画像がサイト全体の雰囲気をつくっています。またコーヒーのラベルを商品画像として使うなど、シンプルなサイトデザインに合わせた商品の見せ方・陳列を行っているところも魅力的です。

MAISON DE FROUGE

ジャムを販売するメゾン・ド・ブルージュは、color me shopを利用して自社のECを構築しています。全体的にスタイリッシュテイストで統一されているのに加えて、それぞれの商品紹介もわかりやすくいろんな商品を見比べてみたくなるデザインになっています。

なぜデザインが重要か

ブランドイメージを作れる

実店舗と同じように、ECの店舗デザインも商品やお店のブランドイメージを形作る非常に重要な要素になってきます。自社の商品のターゲットは誰なのか、その人たちにウケがよく競合とは一味違った印象を与えるためにはどうしたら良いかを考え、サイト全体で一貫したテイストを持っていることが重要です

比較検討されても負けない

EC業界では、様々なサイトで同じ商品が売られていることは珍しくありません。そして大抵の場合、競合と同じような価格を設定することが一般的です。そうなった場合、お客様はどちらのお店が信頼できるか、どちらのお店から購入したいかを重視します。その際に店舗のデザインがしっかりしていると、最後の比較で選ばれる率が高くなるので、結果的にCVRが向上します

広告効果が上がる

EC運営では集客のために広告を打つことが多いですが、店舗デザインがしっかりしていると広告効果がしっかり出やすいです。なぜなら、広告とのギャップが小さいからです。広告をしっかり作り込んだとしても、店舗のデザインがしっかりしていない場合、広告をクリックした人は、サイトから感じるデザインとのギャップからどこかガッカリしてしまい離脱してしまうことが多いです。その点基本のデザインがしっかりしていれば、お客様にギャップを感じさせることなく、スムーズに購買までつなげることができるので広告効果をあげることができます。

リピート向上

デザインとはパッと見の見た目だけでなく、商品の見つけ易さなどスムーズに購買体験ができるかどうかも重要です。そしてスムーズな購買体験をお客様に提供できれば、次回同じような商品を購入する際にまた選ばれやすくなります。つまり、デザインは新規顧客だけでなく、既存顧客や新規顧客のLTVといった側面でポジティブに作用します

どうするべきか

エンジニア・デザイナーを雇う

単純明快にエンジニアやデザイナーを自社で雇うなり、外注で発注しましょう。自社でスタッフを抱える場合、こだわりを完全に形にし納得できるものになるまで修正を加えることができます。また、マイナーチェンジや、キャンペーンページなどでも凝ったものが作れるようになります。しかし、雇うとなると多大なコストがかかるのは明らかですし、エンジニア・デザイナーの良し悪しを見分ける審美眼も必要になります。

制作会社

サイトを制作するだけなら、サイトの制作会社を利用するというのも一つの手でしょう。自社でスタッフを雇うほどの余裕はないけれどもしっかりしたものを作ることができます。ただ、制作会社は非常に多く存在していて、料金だけでなく、そのクオリティをしっかりと見極めることはなかなか難しくなっています。それぞれの制作会社が手掛けたサイトが公開されている場合は、その事例を参考にすることが重要です。
制作会社の選び方などについてさらに知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

出店代行

制作会社と似たような選択肢ではありますが、出店代行業者を利用することもできます制作会社との大きな違いは、ECへの理解度で、出店代行を利用した場合、サイトの作成だけでなく、システムや料金設定や手数料率などを適当に設定してくれます。また、お客様のサイト上の動きなども把握していることも多いので、効果的なコンテンツの配置など、見た目には現れない部分でも力を発揮してくれます。

Amazonに出店する

デザインを全く気にせず売上をあげる方法として、Amazonに出店するという選択肢もあります。Amazonは商品の掲載について、統一した規格を設けているので、純粋な商品の魅力で商売を行うことができます。ただ、Amazonで収益を高めていくには、SEOや商品登録など、他にも気を使わなければならないポイントも存在するので、ご興味ある方は以下の記事も参考にしてみてください。

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