楽天市場への出店申込〜審査〜商品登録〜ページ公開の流れ [出店作業一覧]

はじめに

楽天市場で販売を開始するまでのフローは意外と面倒です。慣れている方であれば数週間で終わる作業ですが、人によっては数ヶ月かかってしまうこともあります。販売を開始できれば大きな売上を期待できるマーケットなので、開設の段階でつまずくのも馬鹿らしいですよね。一緒に楽天市場のオープンまでの流れを整理して、ECを始めましょう。

 

 

出店までの流れ

出店申し込み+必要書類の提出

楽天のホームページより”出店申し込み”をしましょう。
出店申し込みをすると、メールで出店の申し込みフォームが案内されますので、そのフォームの案内の指示にしたがって埋めていきます。また、審査に使われる必要書類も、この申し込みフォームにアップロードしていきます。
出店審査に必要な書類は以下のものになります。

  • 出店申込書
  • 審査書類
  • 取り扱い商材に関する営業許可
  • 商材の写真
  • 登記簿謄本

さらに個人事業主の場合は、

  • 住民票
  • 印鑑証明書
  • 実店舗の写真

以上を確認できるような状態にして申し込み画面に進むとスムーズに申し込みができるでしょう。

また申し込みの際には、「がんばれ!プラン」、「スタンダードプラン」、「メガショッププラン」「ライトプラン」という4つのプランの中からプランを選ぶ必要があります。

これらの違いはかなり複雑なので、下の記事で紹介しています。

 

新規出店コンサルとの相談(任意)

上に書いた通り、楽天では出店申込段階でどのプランで出店するかなどを選ぶ必要があるなど、ある程度専門的な知識と自社独自の事業計画などを考えておく必要があります。そのため、楽天でもそこの部分をサポートするために、新規出店コンサルという担当者を用意してくれますので、彼らに色々と相談をしながら進めていくことができます。

 

書類審査+契約

これまでのところで入力・提出した情報をもとに楽天に出店できるかどうかの審査が行われます。この審査基準については非公開です。そういった意味でも、楽天の担当者と話をしながら、どうすれば審査に合格するかを相談するというのはアリかと思います
また審査に合格すると契約を結ぶことになります。

 

出店料の入金

申し込みを完了し、書類での審査を通過すると出店料を入金する必要があります。オプションの他のサービスについては、手続きに時間がかかるもの・審査が必要なものがあるので、この時期に済ませておく必要があります。

 

各種手続き

楽天店舗を開設するにあたっては、店舗本体の準備以外にも様々な手続きを行う必要があります。必要な手続きについては以下のものが挙げられます。

  • 楽天銀行の口座開設
  • ルール検定-楽天で出店を行うのにふさわしい知識などを身につけているかを問うテストで、オンラインで受験し合格する必要があります。
    請求書閲覧システムへのログイン
  • ポイント用振込口座の設定
  • 店舗ロゴ
  • セキュリティ対策
  • 決済準備

 

店舗情報設定

店舗運営において重要な情報を設定していきます。
具体的には、

  • 店舗詳細情報(セキュリティ責任者名、連絡先、メールアドレスなど)
  • 決済方法
  • 配送方法
  • 配送日時
  • 営業時間
  • 消費税の計算方法設定
  • 返品、交換についての情報記載

などの設定を行いましょう。

 

商品ページ作成


実際に販売する商品のページを作成していきます。
商品ページの作成は大まかに4つのステップに分かれていて、
①カテゴリの作成
②商品の登録
③サイトデザイン
④トップページ作成
⑤スマートフォン用ページ作成
となっています。

それぞれについて簡単に説明していきます。


カテゴリの作成

ユーザーがどんな切り口で商品にたどり着くのかを想像して、商品を適切に分類するページを作成します。自社で販売している製品を俯瞰的にみて、どういった分類にしたら、お客様がサイト内を不自由なく動けるかを考えながら作成を行いましょう。


商品の登録

実際に販売する商品を登録していきます。
各商品について、商品説明やカテゴリー付け、商品画像の設定、在庫数、納期、色やサイズなどを登録していきます。商品数が多いショップだと大変な作業になりますが、有料ですがcsvで一括登録できるサービスもあるので必要な方は検討してみて下さい

 

サイトデザイン

店舗全体のデザインは「看板」「メニュー一覧」「店舗情報」から成り立っています。この枠組みについてそれぞれデザインを行っていきます。ただ一からデザインを作る必要があるというわけではなく、”SketchPage for 楽天市場”というテンプレートを使ってデザインできるサービスも無料で提供されているので、適宜使いながらサイト全体のデザインを行いましょう。


トップページの作成

お客様が一番最初に触れることとなる、トップページも制作していきます。先ほど紹介した、”SketchPage for 楽天市場”というツールもトップページ作成においても利用できます。一番最初に目に触れるからこそ、一押し商品などの配置にも凝って制作を行いましょう。
具体的に準備する項目としては、

  • 看板
  • ナビボタン
  • 会社概要ページにおけるナビボタン
  • レフトナビとフッター
  • 目玉商品
  • バナー

などがあります。

 

スマートフォン用ページ作成

スマートフォンでお買い物をするお客様向けに別途サイトを準備する必要があります
具体的には、

  • スマホ用の看板
  • スマホ用共通バナー
  • スマホ用目玉商品
  • スマホTOPページ説明文
  • スマホ用商品説明文

などを準備しましょう。

 

開店審査

楽天では書類での審査に加えて、オープン前にもう一度審査があります。ここで通過しないという販売主の方も少なくないので、しっかりと準備を進めて審査に挑むようにしましょう。

 

公開

開店審査に合格すると、店舗を公開することが可能になります。

 

よくある失敗

必要になるデータが分からない

法人の登記情報や自社の取り扱う商品の許認可有無など、意外と自社の情報を把握できていない方は多いかと思います。ここを整理しないと、何度も情報入力を行うはめになったり、審査に落ちてしまったりして、本来は1ヶ月もかからない審査に何ヶ月も時間を使ってしまうことになります。

 

審査通過に必要な条件を満たしていない

楽天市場で店舗を開くためには、実際に販売する商品が手元にあり、日本で販売できる状態になっていることが必要です。もしも、まだ商品が手元になかったり、倉庫が存在しなかったり、販売許可が取れていない場合などは、改めて自社がネット通販ができる状態なのかを確認してください。もちろん、楽天の担当者もサポートはしてくれますが、最終的に書類や物を用意するのは事業者であるあなた自身です。

 

ページデザインができない

楽天市場では、審査に通過した後に店舗ページと商品ページを作っていくことになります。この際、ページを作るのにHTMLやCSSといったコーディング知識や画像制作の知識が必要です。自社にスキルがないにも関わらず0から凝ったサイトを作ろうとすると、思いの外時間がかかってしまう原因になります。外部の制作会社に依頼するか、基本的なテンプレートを使って工数を下げるかなど、コストとリリース時期の目標を計算することが大切です。

 

商品データが整備されていない

楽天ではRMSというシステムで商品データを登録していきますが、このデータ取扱が難しく、実店舗で普通にデータを整理されている販売店様はデータ入力を弾かれてしまうことが多発しています。また、そもそもPOSデータや商品仕入れデータが、きちんと電子化されていないというケースもあり、その場合には0から商品データ一覧を作っていく必要が生じます。1件1件はそれほど大変な作業ではないのですが、もしも商品データが1,000件を超えるような店舗・メーカーである場合には、自社で行うのではなく商品データ入稿代行サービスを利用するのも手かもしれません。

 

 

継続的に発生する作業

楽天市場では、初期の店舗・商品登録だけでなくその後も発生する作業があります。店舗運営をするなら、そういった作業も把握して、きちんと運用計画を立てておいた方が良いかと思います。

 

商品名

商品名は楽天SEO(検索対策)で最も大切な情報です。常に競合の商品名をチェックして、売れている商品の真似をしていくのが、売上アップの必須作業になります。このため、自社の管理する商品全てに対して何度も最適なタイトルをつける作業が発生します。管理商品数が多い場合には大きな人件費を計算した方が良いかもしれません。

 

商品の新規登録

楽天では商品点数が多ければ多いほど、集客能力が高まっていくため、新商品はどんどん追加した方が良いです。このため、常に競合店舗の動向をチェックして新しい商品を登録する作業が必要になります。このときに大変なのが、画像データの収集とSEO対策です。これらを継続的に行うことが売上アップの秘訣ですが、個人店舗などでは厳しいのが実情と言えます。

商品画像の変更

商品画像は検索結果でクリックしてもらうのに重要な情報です。自社ページの閲覧数をみて、表示回数に対して明らかにクリックが少ないと感じる場合には画像の差し替えが必要になります。競合の写真と見比べて、自社商品の画像を何度も差し替えてテストするのが売上アップには不可欠です。写真撮影の技術があればそれほどコストがかかりませんが、外部のカメラマンに依頼する場合には大きなコストになってしまう作業です

 

ページデザイン変更

ページデザインは訪問者が購入を意思決定するのに必要な情報です。デザインはテンプレートでも開店できますが、やはり上が大きい店舗はオリジナルの美しい楽天ページを保有している場合が多いです。このとき重要なのが、楽天側のシステム仕様が頻繁に変わることで、オリジナルデザインを使ってしまうと、毎月修正をするなんてことになってしまいます。特に、PCとスマホでの見え方の違いは注意が必要で、気づかないうちに崩れていたなんて話も聞きます。専門エンジニアか制作会社を見つけないうちは、オリジナルデザインには手を出さない方が良いかもしれません

 

作業効率の方法

とにかく勉強する

上記の通り、楽天で売れる店舗を作るのは非常に難しい仕事です。開店するだけなら簡単ですし、それほど努力しなくても売上が出る可能性だってあるのですが、やはり確実に利益を出すには努力が必須だと思います。こういった情報は楽天が公式でも発表していますし、世の中にもセミナーが多数開催されています。常に楽天市場について勉強し、効率化を自分で考えることこそが最重要かと思われます。

 

専用ツールの導入

自身でそこまでやり切る自身のない方は、楽天市場対策ツールを導入しましょう。競合調査や商品データ管理といった、楽天で面倒な作業を代替してくれるシステムが存在します。ただし、これらのシステムも楽天市場公式ではない場合が多いので、いつのまにか使えなくなるといったリスクを考慮する必要があります

 

制作会社にお願いする

ページ作成の項目での説明しましたが、楽天市場ではページデザインをある程度自由に行うことができます。この作業を受託してくれる制作会社はいくつかあるので、自社でエンジニアリングする余力がない場合には是非委託しましょう。楽天専門でやっている企業の場合、単なるページデザインだけでなく、売上アップの施策を知っていることもあるので、恩恵は大きいと思われます

 

コンサルティング企業にノウハウをもらう

楽天市場の運用について、発注や自動化をすること自体にも専門性が必要になります。変な企業にお願いしてかえって効率が落ちる場合があるのも事実です。そういったリスクを回避したい方は、やはり専門のコンサルティングに依頼することをおすすめします。長期的にお付き合いするケース以外にも、作業の効率化に絞ってコンサルティングする場合もあり、月商1,000万円を超えたあとは発注しないといった付き合い方もあります。一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

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