WordPressのACF(Advanced Custom Fields)とは?カスタムフィールドに合わせて解説

WordPressのACF(Advanced Custom Fields)について

WordPressのウェブサイトをカスタマイズする際に、ACF(Advanced Custom Fields)は非常に便利なツールとなります。ACFは、カスタムなコンテンツフィールドを追加することで、ウェブサイトの柔軟性と拡張性を向上させるプラグインです。

ACF(Advanced Custom Fields)とは?

ACF(Advanced Custom Fields)は、WordPressのプラグインであり、カスタムなコンテンツフィールドを追加できるツールです。通常、WordPressの投稿やページにはタイトルや本文などの基本的なフィールドがありますが、ACFを使うことで、これに加えて独自のフィールドを作成できます。例えば、商品の価格、評価、イベントの日時、顧客の情報など、さまざまなデータをカスタマイズしたフィールドとして追加できます。

どんな時に使う?

ACFは、ウェブサイトの柔軟性を高めたい場合に非常に役立ちます。具体的な用途としては以下のようなケースがあります。

カスタムなコンテンツ

特定のページや投稿に関連するカスタムな情報を追加したい場合、ACFを使用して専用のフィールドを作成できます。

テンプレートカスタマイズ

テーマのデザインに合わせて、カスタムフィールドを使ってデータを表示することで、ウェブサイトのデザインを維持しながら、独自の情報を表示することが可能です。

カスタム投稿タイプ

WordPressの標準機能であるカスタム投稿タイプと組み合わせて、特定のコンテンツタイプに独自のフィールドを追加することができます。

カスタムフィールドの表示制御

特定の条件を満たす場合にのみフィールドを表示する、非表示にするなど、柔軟なフィールドの表示制御が可能です。

無料版・有料版の違い

ACFには無料版と有料版があります。無料版でも基本的なカスタムフィールドの作成や使用は可能ですが、有料版ではさらに高度な機能やオプションが提供されます。有料版では、リピーターフィールド(同じタイプのフィールドを繰り返し追加)、ギャラリーフィールド(画像やメディアを管理)、PHPコードをフィールドに埋め込むなどの機能が利用できます。プロジェクトの要件に応じて、無料版か有料版かを選ぶことができます。

WordPressの「カスタム投稿タイプ」と組み合わせて使う

ACFは、「カスタム投稿タイプ」と組み合わせて使用することで、ウェブサイトのコンテンツ管理をより効果的に行えます。カスタム投稿タイプは、WordPressの投稿やページとは異なる独自のコンテンツタイプを作成する機能です。ACFを使ってカスタムフィールドを追加し、それをカスタム投稿タイプに適用することで、例えば商品カタログ、イベントスケジュール、ポートフォリオなど、多様なコンテンツを管理できます。この組み合わせによって、ウェブサイトの使い勝手と表現力が大幅に向上します。 

カスタムフィールドについて

カスタムフィールドとは

カスタムフィールドとは、ウェブサイトやコンテンツ内に、通常のタイトルや本文以外の情報を追加するためのカスタムなフィールドのことを指します。例えば、商品の価格、著者の情報、イベントの日時など、ページや投稿に独自の情報を追加するために使用されます。これにより、通常のテキストや画像だけでは表現しきれない情報を柔軟に表示できるようになります。

ACF(Advanced Custom Fields)との違いは

ACFは、カスタムフィールドを簡単に作成し、管理するためのインターフェースを提供します。一方で、カスタムフィールドは一般的な概念であり、ACF以外の方法でも実装が可能です。プログラミングの知識を持っている場合、自分でカスタムフィールドをコードで実装することもできます。

カスタムフィールドを使うメリット

カスタムフィールドを使用することには、いくつかのメリットがあります。

柔軟性とカスタマイズ性

カスタムフィールドを使用することで、通常のコンテンツフィールドに加えて、独自の情報を追加できます。これにより、ウェブサイトのデザインや機能性を高めることができます。

特定の情報を重要視

カスタムフィールドを使用することで、特定の情報を強調したり、詳細に表示したりすることができます。例えば、レストランのウェブサイトでは営業時間やメニューの情報をカスタムフィールドとして追加し、目立たせることが可能です。

データの整理

カスタムフィールドを活用することで、コンテンツを効率的に整理できます。例えば、プロジェクトのポートフォリオサイトでは、プロジェクトごとにカスタムフィールドを使用してクライアント情報や使用した技術を管理できます。

テーマの変更に対する耐性

カスタムフィールドを使って情報を管理することで、テーマの変更やアップデート時にも情報が失われる心配が減ります。カスタムフィールドはコンテンツとして独立して保存されるため、テーマの変更に影響を受けずに情報を保持できます。

ACF(Advanced Custom Fields)の使い方

インストール方法

ACFを使用するには、まずプラグインをインストールする必要があります。以下のステップに従って、ACFをインストールしてみましょう。

プラグイン>新規追加を選択する

プラグイン「Advanced Custom Fields」を検索する

「Advanced Custom Fields」のインストールを実行する

「Advanced Custom Fields」を有効化する

プラグインを追加する

ACFをインストールし、有効化したら、実際にカスタムフィールドを追加していきましょう。

複数の「カスタムフィールド」をまとめて管理するフィールドグループで設定を行う

ACFのメニューに「カスタムフィールド」が追加されているので、クリックして新しいフィールドグループを作成します。ここで、関連するカスタムフィールドをひとまとめにして管理します。

編集画面で「タイトル」を編集する

フィールドグループの設定画面で、まずはフィールドグループの「タイトル」を編集します。これは管理用なので、分かりやすい名前を設定しましょう。

カスタムフィールドを編集する

フィールドグループの下に「フィールド」を追加していきます。例えば、テキスト、画像、日付などのフィールドを選択し、その設定を編集します。

フィールドグループの「位置」を設定する

「位置」タブでは、このフィールドグループをどの投稿タイプやページで使用するかを設定します。特定のコンテンツにのみ適用したい場合など、適切な設定を行います。

表示に関する設定を行う

「表示」タブでは、フィールドグループの表示方法に関する設定を行います。編集画面での表示位置やスタイルをカスタマイズできます。

設定した内容を確認する

全ての設定が完了したら、フィールドグループの編集画面を保存します。これで新しいカスタムフィールドが追加され、編集画面でそれを利用することができるようになります。

まとめ

ACF(Advanced Custom Fields)はWordPressのプラグインであり、ウェブサイトのカスタマイズとコンテンツ管理を強化するための優れたツールです。ウェブサイトのデザインや機能性を向上させ、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。WordPressサイトの拡張性を追求する際には、ACFの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

よくある質問

Q1:カスタムフィールドをどのように設定するのですか?

A1:カスタムフィールドを設定するには、ACFのプラグインをインストールし、新しいフィールドグループを作成します。その後、関連するカスタムフィールドをフィールドグループに追加し、表示や位置などの設定を行います。これにより、ウェブサイトでカスタムフィールドを使用できるようになります。

Q2:カスタムフィールドとACFを組み合わせた場合のメリットは何ですか?

A2:カスタムフィールドとACFを組み合わせることで、ウェブサイトの柔軟性や拡張性が向上します。ACFを使ってカスタムフィールドを追加し、テーマやプラグインの変更にも耐性を持たせることができます。また、カスタム投稿タイプと組み合わせて特定のコンテンツを管理する際にも効果的です。

Q3:ACFとカスタムフィールドの違いは何ですか?

A3:ACFは、WordPressプラグインであり、カスタムフィールドを追加するための便利なツールです。一方、カスタムフィールドは一般的な概念であり、ACF以外の方法でも実装可能です。ACFはカスタムフィールドを簡単に作成し、管理するためのインターフェースを提供します。

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