2023 / 08 / 23
2023 / 08 / 23 基礎知識

WordPressとは

WordPress（ワードプレス）は、オープンソースのコンテンツ管理システム（CMS）であり、ブログをはじめとしたウェブサイトの構築や管理に広く使用されています。2003年にリリースされ、世界中で広く利用されています。

WordPressを使用する6つのメリット

WordPressを使用すると、以下の6つのメリットがあります。

• SEOに強い
• サイト管理がしやすい
• カスタマイズが自由自在
• サイト構築が簡単
• テンプレートが豊富
• 豊富なプラグイン

それぞれ詳しく説明します。

SEOに強い

WordPressは、検索エンジン最適化（SEO）に非常に強力なプラットフォームです。検索エンジンによるウェブサイトのインデックス化を容易にし、SEOに適したURL構造やメタデータの設定が簡単に行えます。

サイト管理がしやすい

WordPressのインターフェースは直感的で使いやすく、初心者から経験豊富なユーザーまで、誰でも効率的にウェブサイトを管理できます。コンテンツの追加や編集、画像のアップロードなどが簡単に行えます。

カスタマイズが自由自在

WordPressは、数多くのテーマ（デザインテンプレート）やプラグイン（拡張機能）が提供されており、ウェブサイトの外観や機能を自由にカスタマイズできます。個々のニーズやブランドに合ったサイトを簡単に作成できます。

サイト構築が簡単

WordPressは、ブログのような感覚でホームページを作成できます。テーマやプラグインを利用することで、HTMLやCSSのようなプログラミング言語の知識がない人でもすぐにページの追加や更新が可能です。

テンプレートが豊富

WordPressのテーマは、多種多様なデザインや業種に適したレイアウトが豊富に揃っています。デモコンテンツを使用してサイトの雛形を簡単に導入できるため、デザインの選択と変更がスムーズに行えます。

豊富なプラグイン

WordPressのプラグインは、機能の拡張や追加を簡単に行うことができます。SEOツール、セキュリティ対策、フォーム作成、SNS連携など、さまざまな目的に応じたプラグインが豊富に用意されています。

WordPressを使用する3つのデメリット

一方でWordPressを使用すると、以下の3つのデメリットがあります。

• 表示速度が遅い
• セキュリティが弱い
• 使いこなすのが難しい

それぞれ詳しく説明します。

表示速度が遅い

WordPressは、多機能でカスタマイズが自由な一方で、過剰なプラグインの使用や大きな画像の過剰な利用などにより、表示速度が遅くなることがあります。表示速度が遅いと、ユーザーの体験が悪化し、検索エンジンでのランキングにも影響を与える可能性があります。

セキュリティが弱い

WordPressは世界中で多くのウェブサイトで使用されているため、悪意ある攻撃者のターゲットになることがあります。セキュリティ対策が不十分な場合、不正アクセスやハッキングのリスクが高まります。定期的なアップデートやセキュリティプラグインの導入が重要です。

使いこなすのが難しい

WordPressは初心者にも使いやすいですが、高度なカスタマイズや機能を活用するには、一定の技術的な知識が必要です。特にテーマやプラグインのカスタマイズ、コードの修正などには、HTMLやCSS、PHPなどの基礎知識が求められることがあります。

WordPressによるサイト制作発注のポイント

制作するWebサイトの目的を明確にする

WordPressによるサイト制作を依頼する前に、サイトの目的を明確にすることが重要です。例えば、企業紹介、ブランドの強化、製品販売、情報提供など、具体的な目的に合わせてサイトのデザインや機能を考えることが必要です。

更新内容、更新頻度を明確にする

サイトの更新内容や更新頻度を事前に明確にしておくことで、制作会社に適切なCMS（コンテンツ管理システム）の導入や運用体制の提案が得られます。定期的なコンテンツの更新が必要なサイトでは、CMSの使いやすさや管理機能が重要となります。

サイトマップ（ディレクトリ構造）をイメージしておく

サイトマップは、サイトのページ構成を示すものであり、制作会社に依頼する際には、事前にイメージを持っておくと良いでしょう。サイトの全体像を把握し、必要なページやコンテンツの整理がスムーズに行えます。

運用体制をどうするか事前に想定しておく

サイトの運用体制も重要な要素です。制作後の運用やコンテンツの更新は誰が担当するか、必要なスキルやリソースは何かを事前に想定しておくことで、制作会社に適切なサポートプランを提案してもらえます。

運用に伴うCMSの権限をどうするか明確にする

CMSはコンテンツの管理に用いるシステムであり、制作後に必要なユーザー権限やロールを明確にしておくことが重要です。例えば、記事の作成権限、画像のアップロード権限など、運用に必要な機能を制御できるようにすることが大切です。

Webマーケティングを理解している制作会社へ依頼する

Webマーケティングの知識がある制作会社を選ぶことで、サイト制作においてSEO対策やユーザーエクスペリエンスの最適化など、ビジネス目標に合致したサイトを構築できる可能性が高まります。戦略的な視点でサイト制作を進めることが大切です。

まとめ

WordPressは、オープンソースのコンテンツ管理システム（CMS）であり、ブログをはじめとしたウェブサイトの構築や管理に広く使われています。WordPressの利用にはデメリットがある一方で、メリットとしてSEOに強く、サイト管理がしやすい、カスタマイズが自由自在、サイト構築が簡単であり、豊富なテンプレートやプラグインが利用できることが挙げられます。今騎亜は、WordPressによるサイト制作を依頼する際のポイントをご紹介しました。WordPressの利点と課題を理解し、今回ご紹介した依頼時のポイントを押さえておくことで、魅力的で効果的なウェブサイトを構築することができるでしょう。

よくある質問

Q: WordPressとは何ですか？

A: WordPress（ワードプレス）は、オープンソースのコンテンツ管理システム（CMS）であり、ブログをはじめとしたウェブサイトの構築や管理に広く使用されています。2003年にリリースされ、世界中で広く利用されています。

Q: WordPressを使うメリットは何ですか？

A: WordPressのメリットとして、「SEOに強く、検索エンジンでの表示が向上しやすい」「サイトの管理が直感的で簡単に行える」「多くのテーマやプラグインが利用でき、カスタマイズが容易」「初心者でも簡単にサイトを構築できる」「豊富なテンプレートが用意されている」といった点が挙げられます。

Q: WordPressのデメリットは何ですか？

A: WordPressのデメリットとして、「表示速度が遅くなることがある」「セキュリティ対策が不十分な場合、攻撃の対象になりやすい」「高度なカスタマイズや機能の使用には技術的な知識が必要」「メンテナンスやアップデートが必要である」といった点が挙げられます。