Amazonのスポンサーディスプレイ広告がAmazon外に配信できるようになったことについて解説

そもそもAmazon外に配信できるメニューはAmazonDSPしかなかった

Amazonの内部サイトではなく、外部のサイトへ広告が配信でき、Amazonへの集客をできるメニューは2022年まではAmazonDSPしかなく、2023年の1月からスポンサーディスプレイ広告にてAmazon外に広告を配信できるようになりました。

スポンサーディスプレイ広告がAmazon外に配信できるとはどういうことか

Amazon外のインターネットのウェブサイト等に掲載されるようになった

従来のAmazonDSPでのサイト外配信に加え、新機能でスポンサーディスプレイ広告が他のウェブサイトにも表示されるようになりました。これにより、Amazon内外両方の掲載枠で広告が表示され、幅広いオーディエンスにリーチを拡大し、ブランドの認知度を高め、商品の検討を促すことが可能です。

ターゲティング戦略に基づいて自動的に掲載枠が選択される

Amazon外に配信が行われるターゲティングは「オーディエンスターゲティング」と「コンテキストターゲティング」の2つのターゲティングを使用している場合になります。「商品ターゲティング」は従来通り、Amazon内の配信になります。

既存の配信もAmazon外部への広告配信の対象となる

既存のキャンペーンや今後作成するキャンペーンも外部のサイトやアプリに配信される可能性があります。外部配信では、Amazonが提携している多岐に渡る外部サイトやアプリに広告が掲載されます。例えば、twitch.tv、docomo.ne.jp、ameblo.jp、nicovideo.jp、pixiv.net、msn.comなどが挙げられます。

外部配信が行われるターゲティングについて

Amazon外に配信が行われるターゲティングは「オーディエンスターゲティング」と「コンテキストターゲティング」の2つのターゲティングを使用している場合になります。「商品ターゲティング」は従来通り、Amazon内の配信になります。

キャンペーンの設定方法

1.キャンペーンマネージャーからスポンサーディスプレイ広告を選択します。

2.キャンペーン設定に必要な情報を入力します。

3.広告グループの設定に移り、ターゲティングの選択をします。

オーディエンスターゲティング

1.オーディエンスターゲティングの設定方法について解説します。まず、オーディエンスにチェックを入れます。

2.使用したいターゲティングを「Amazonオーディエンス」「閲覧者のリマーケティング」「購入リマーケティング」の3種類から選択します。

3.この際に「ブランド」「価格帯」「レビューの数」「配送」の4項目の中で絞り込みを書かけるとAmazon外に配信が行われなくなってしまうので注意してください。

4.広告グループの設定が終了したらキャンペーンを開始をクリックすると指定した開始日からキャンペーンが開始します。

コンテキストターゲティング

1.キャンペーン設定が完了したら広告グループの設定内でコンテキストターゲティングを選択します。

2.広告として配信したいカテゴリーを選択します。

※個々の商品のターゲティングはAmazon内のみの配信になるのでご注意ください。

3.広告グループの設定が終了したらキャンペーンを開始をクリックすると指定した開始日からキャンペーンが開始します。

クリエイティブについて

配信されるクリエイティブについては制限がなく、Amazon内と同様の配信が可能となっておりますのでご安心ください。

まとめ

2023年1月からAmazonスポンサーディスプレイ広告にてAmazonへの広告配信が出来るようになりました。これにより、新規のユーザーにリーチが拡大出来、新たな獲得が取れるようになっています。ターゲティングによる配信可否の違いなどに注意をし、さらなる認知の拡大や購入を促すことが出来ます。

よくある質問

Q:Amazon外にどれくらい配信されているか確認できる手段はありますか?

A:Amazon内外それぞれ土の配信面に掲載されているかは確認が出来ません。

Q:配信面を外部のみや内部のみに絞って配信が出来ますか?

A:配信面の指定は出来ず、自動で配信がされます。

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