フレーズ一致・完全一致・部分一致とは?マッチタイプの意味と除外設定のポイントを解説

完全一致・フレーズ一致・部分一致とは

完全一致とは

スペルや順番、語数も含めてキーワードと完全に一致する検索クエリを指します。例えば、キーワードが「赤い靴」の場合、完全一致のクエリは 「赤い靴」となります。

フレーズ一致とは

フレーズ一致とはキーワードのフレーズに一致する検索クエリのことを指し、キーワードの前後に追加の単語が含まれる場合があります。たとえば、キーワードが「赤い靴」の場合、フレーズ一致のクエリは「赤い靴をオンラインで購入する」となります。

部分一致とは

特定のキーワードの一部の単語のみを含む検索クエリを表します。部分一致では、検索クエリはキーワードの一部のみを含む場合もあれば、追加の単語を含む場合もあります。例えば、キーワードが「赤い靴」の場合、部分一致のクエリは「赤い靴」または「赤い靴をオンラインで購入する」となります。この場合、クエリはキーワードの一部の単語しか含まず、完全一致クエリやフレーズ一致クエリよりも具体性や関連性が低いとみなされます。SEOでは、部分一致はより広い対象者をターゲットにして、より多くの潜在顧客にアプローチするために使用されますが、完全一致やフレーズ一致と比較して、検索者の意図に合致する可能性は低くなります。

除外キーワードとは

概要

検索エンジン広告において、広告のトリガーとなる特定の単語を除外するために使用される用語です。このキーワードは、広告主が検索エンジンの検索結果に広告を表示させたくない単語を指定するために使用されます。

除外キーワードの必要性

除外キーワードは広告を表示するオーディエンスをコントロールし、製品やサービスに関心を持つ可能性の高いユーザーからのクリックを増加させるために重要です。除外キーワードは、広告キャンペーンのパフォーマンスと投資収益率を向上させるために重要な役割を果たし、適切なユーザーにリーチし、無関係なクリックでお金を浪費するのを避けることができます。

除外キーワード設定のポイント

商品・サービスと関連性の低いクエリ

広告を適切なユーザーに表示させるために、製品やサービスに関連性のない検索クエリを除外します。

コンバージョンが得られない、CPAが高すぎるクエリ

クリックに対して高いCPAを支払っているにもかかわらず、コンバージョンに至らない場合は、それらの検索クエリを除外することをお勧めします。そうすることで、広告費を最適化し、コンバージョンにつながるキーワードに集中することができます。

同業他社から企業名・商品名の除外依頼があった場合

競合から会社名や製品名を除外するよう要請を受けた場合があります。潜在的な法的リスクを回避し、同業他社との良好な関係を維持するために除外依頼があった場合は除外キーワードを設定しましょう。

除外キーワードの注意点

類似語句には拡張されない

除外キーワードは、指定した単語やフレーズを除外するのみで類似のフレーズが使用されている場合、そのクエリで広告が表示される可能性があります。類似のフレーズで広告が表示されないようにするには、追加の除外キーワードを指定する必要がある場合があります。

17語以上のフレーズでは除外されない場合がある

検索エンジンによっては、除外キーワードの長さに制限がある場合があります。例えば、17語以上のフレーズは除外されない場合があります。このような制限に注意し、より短い除外キーワードを使用して、希望する除外を確実に実行することを検討してください。

除外登録できない文字がある

記号や特殊文字など、一部の文字が除外キーワードとして認識されない場合があります。使用する検索エンジンの制限をよく理解し、除外キーワードが受け入れられているかどうかを確認することが重要です。

まとめ

完全一致・フレーズ一致・部分一致それぞれのマッチタイプの意味を理解し適切に除外キーワードを設定することで、自社の製品やサービスと関連性のない検索クエリを除外でき、興味のないユーザーからのクリックによる広告費の無駄を省き、広告キャンペーンのパフォーマンスを向上させることができます。

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