参考にしたいEC(ネットショップ)の事例集。小さな小売店や地方のメーカーがWEBで売上を拡大できた理由とは

多様なEC出店者

あらゆる商品がオンラインで購入できる社会へとなりつつあります。それに伴って、様々な小売店や事業者がECでの販売を行っていて、その数は年々増加しています。これからの時代に合わせた物販を営んでいく上で、ECやネットショップというキーワードは避けては通れないものだというのは明らかです。そこで今回は、様々な業界や規模のEC成功事例を取り上げ、EC領域の可能性を理解していただくとともに、EC運営を始めるにあたって考慮すべきポイントなどについても紹介していきたいと思います

 

事例

クラシコム 「北欧、暮らしの道具店」 【自社構築】

https://www.instagram.com/hokuoh_kurashi/?hl=ja

「北欧、暮らしの道具店」という家具や衣類をメインで販売しているECサイトです。当初はカートシステムを利用して運用を行っていまいたが、売上拡大とともに自社開発のシステムへと切り替えを行いました。このショップはショップのブランディングが巧みで、独自の世界観を発信しているinstagramは、フォロワー数は2020年9月現在で100万人を超えています。
そして、オンラインでの販売に加えて自社アプリのリリースも行っています。ここまで成功している事例はなかなかありませんが、自分の店舗を最終的にどうしていきたいのか、どこを目標として拡大させていきたいのかを考える上で大変参考になる事例だと思います。

 

”鹿児島県”で”ゲームソフト”を売っている会社がAmazonで成功【Amazon】

ゲームソフトはどこでも同じ商品を買うことができます。そのため、わざわざ地方店がネットショップに出す意味がないのではないかと思われる方もいるかもしれません。しかし地方店という弱みを強みに変えることができます。この販売主さんは鹿児島県でトレーディングカードやゲームソフトを扱う店舗を営んでいますが、Amazonで売り上げを向上させることに成功しました。これまで店舗では売れなかった商品でも、市場が全国区に広がったことでその商品を欲しがる人にアプローチすることができたり、都市部では品薄な商品も地方には在庫があったりするので、それを販売することができるなど、立地の悪さをカバーするだけでなく強みに変えることができるのもAmazonでの出店の魅力です。

 

地方の商店が少ない商品数で売上を獲得【Amazon】

Amazonでショップを持つ販売主さんは当初、沖縄のお土産を全般的に取り扱うネットショップを自社で開業しました。しかし売れ行きは思うようにいかず悩んでいたそうです。そこで、出店説明会に参加して知ったAmazonに出店をすることに決意しました。出店の際には、以前のネットショップで管理の煩雑さに追われていたこともあり、「島ぞうり」という商品に絞って出店をしました。
Amazonへの出店を行った結果、週に一度も売れることがない、ということすらあった自社サイトの状態から、一週間で商品が売れるようになりました。さらに、一年単位で見ても売り上げが前年の4倍になったそうです。

 

CUSE BERRY 【楽天】

https://www.rakuten.ne.jp/gold/cuseberry-dakkohimo/
EC開業の大きなメリットが商圏の拡大です。商圏が拡大することで、店舗だけでは十分なお客様を確保できないような専門店でも、ECを出店することで大きな収益をあげることが可能です。この「CUSE BERRY」さんもその代表的な例でしょう。赤ちゃん用品の中でも、抱っこ紐に特化して販売を楽天で行っているお店です。リアル店舗だと、近隣から十分なお客様を連れてくることに苦戦する可能性もありますが、オンラインでは日本中の小さなお子さんを抱える家族に対して商売ができます。このように、商圏を大きく広げることができるので、ニッチな強い商品だけでも、十分に戦うことができます。

 

いわゆるソフトドリンクのお店【楽天】

https://www.rakuten.co.jp/nakae/

こちらのお店は、和歌山に実店舗を構える町の商店。当初は小売事業を営んでいましたが、出店した時分は食品の卸を柱としていました。そんなお店が楽天に出店するきっかけとなったのは、スーパーマーケットやコンビニの台頭に伴う危機感でした。出店費用である月額5万円も高額に感じていましたが、将来性に賭けて出店を決意。自動販売機で変える商品だからこそ、どう売り出すかの企画をECコンサルタントと共に考えながら店舗運営を行ったそうです。結果的にこれまでの商売では感じることのできなかった、企画の楽しさを感じながら店舗運営に成功されています。

 

TANABE SPORTS 【future shop】

https://www.tanabesports.com/

ECは季節によって売上が大きく変化する商材を扱う小売店にとっても、魅力的な販売方法です。例えばこの”TANABE SPORTS”さんでは、スキー用品を専門に扱っています。スキー用品はウィンターシーズンでの販売が主ですが、実際に店舗を構えて販売する場合、店舗の賃料は一年中かかります。しかし、ECであればそのテナントの賃貸料を無料にしたり、月額費用がかかってもかなり低減させることができます。また在庫もわざわざ都市部においておく必要がないので、管理費用を大きく削減することができるでしょう。

 

写真・撮影機材のフォトルプロ 【Bカート】

ECと聞くと、一般人に向けて商品を販売する”to C”を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は”to B”向けのECも存在します。有名どころでは”モノタロウ”やなどがありますが、特定の商材に特化していても十分に収益をあげることが可能です。この”フォトルプロ”というECサイトでは撮影機材の販売を事業者向けに行っています。ECでは商圏が大きく広げることが可能なので、これまでお付き合いのなかった事業者と新たに関係性を作れるなど、事業全体の収益力を大きく底上げできるポテンシャルがECにはあります。これまで自社商材がb向け商品だからとECを検討していなかったという方はぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

youange【BASE】

https://shop.youange.com

こちらも「BASE」を利用して作られたサイトで、”ゆうこす”がプロデュースするスキンケアブランドのショップです。白を基調としたサイトデザインとなっていて、トップページの表示にかなりこだわりを感じます。またコンセプトページといった、サブのページまでしっかり作り込んであります。インスタントECではありますが、他の出店形式と遜色ないクオリティになっています。また、このサイトでは、有料のBASEで提供されている有料のアプリ(拡張機能)でコンテンツやデザインをリッチにしています。最初から自社構築するのではなく、インスタントECを利用して最大限良い店舗を構えるという方法も、運営目的などによっては適している場合もあります。

 

ダイアナシューズ・ドットコム 【ec being】

https://www.dianashoes.com/shop/default.aspx

レディースシューズを扱うダイアナシューズは、実店舗とECをうまく連携させた”オムニチャネル ”をうまく構築することに成功しています。ECはいつでもどこでも商品を検索・購入できることが魅力ですが、商材によっては実際に質感やサイズを試してから購入したいと考えるお客様も多くいらっしゃいます。その点このダイアナシューズは、EC上で店舗在庫の紹介や店舗情報を簡単に確認できるようにしました。そのことによって、ユーザーの購買体験をより魅力的にするだけでなく、ECサイトで流入を得て店舗で購買してもらうという新たな流れを構築することにも成功しています。

出店におけるポイント

EC出店の目的を定める

ECを出店するにあたっては、目標をしっかり定めておくことが何よりも重要です。単に売上をあげたいだけなのか、ある程度ブランドも意識した上で販売を行っていきたいのか、はたまた販売面を増やすことでお客様の購買体験をより充実させたいのか。こういった目的をしっかり定めた上で、将来的にどういったECにしていきたいのかを明確にしておきましょう。このようなステップを疎かにしてしまうと、最初に構築したECでは希望を実現できないなど、後々大きな足かせになってしまうことがあります

 

コストの洗い出し

手数料だけでなく、ECを運営するための人件費や仕入れコストも全て洗い出しましょう。その上で、どのくらい収益が見込まれるのかをしっかり計算してください。もしも、原価計算や作業時間の計測が難しいという場合には、専門のコンサルタントを雇うのもおすすめです。この作業をしっかり行わないと、オンラインで店舗を作ったのに業務が回らなかったり、在庫が足りないなどの状況に陥ってしまう可能性があります。

 

拡大・撤退ラインの設定

実際のところどのくらい儲かるのかは出店してみない分からないのが実情です。まずは出店してみるのが良いですが、売上目標や利益額などを期間を定めて設定してから、出店を行いましょう。だらだらと出店を続けていてもコストになるだけですし、逆にもっと売れる余地があるのにミニマムな出店形態を維持するのも機会損失です。出店形態や商材に合わせて、損益分岐点だけではなく、売上拡大時についても前もって検討することをおすすめします

 

プロに相談する

事例からも分かるように、ECでは様々な商材を様々な出店形態で販売することが可能です。そして、それぞれの出店形態について、多くのメリットデメリットが存在し、商材の適性なども一概に語ることはできません。そのため、本当に最適な出店形態や、バックヤードの構築などを専門家なしに行うことはほとんど不可能といっても過言ではありません。コストだけでなく、集客やシステムなど、出店やその先の運営についても精通しているプロからアドバイスを受けることは、最適なEC展開のために最も近道になるはずです

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