後払い決済とは。通販で人気が高まる決済サービスのメリットと導入方法をまとめました

後払い決済とは

後払い決済とは、サービスの利用後にお客様が料金を支払う事が可能な決済方法です。近年人気の支払い方法で、幅広い世代に利用されていますが、特にzozotownの”ツケ払い”についての調査では10代・20代が利用者の60%近くを占めるという結果があるなど、若年層からの支持が厚い決済方法です。また初めて利用するネットショップで利用したい決済方法を聞いたアンケートでは、クレジットカードに次ぐ2位となるなどますますその存在感を強めています

 

後払い決済導入のメリット

お客様のターゲット拡大

好きな決済手段がECにない場合に、「購入しない」「購入を躊躇する」という方は86%います。後払いは人気が高まっている上に、誰でも使えるシステムなので導入によってこれまで取りこぼしていたターゲット層をECに取り込める可能性は高いと言えるでしょう。

 

購入数向上

後払いでは、クレジットカード番号など入力が面倒な情報がないため、外出中にも購入できます。このため、購入に至るお客様は増える事が期待できます。クレジットカード入力が面倒という場合ではなくても、金銭の支払いには少なくないストレスがかかるため、まずは後払いによって購入の意思決定を先にしていただくことでCVR(コンバージョンレート)が向上する事は各種調査でも明らかになっています。

 

満足度向上

ネットショップを利用する際、きちんと写真や説明通りの商品が届くのか不安に思う方は多いのではないでしょうか。そんなタイミングで先払い決済を求められても気分はよくないですよね。商品をお約束通り届けた後に代金を回収することでお客様の満足度は飛躍的に上がる場合があります。結果として、長期的な優良顧客になってくださったり、良いレビューを書いてくださったりする効果が期待できます

 

セキュリティリスク低下

クレジットカードをはじめとした決済手段では、万が一の情報流出や偽カードによる攻撃がありえます。後払いはこの点で安心度が高く、情報流出といった多大なリスクを抱えずにEC運営が可能です。もちろん、お客様があとでお金を払わないというリスクはありますが、後払いの代行会社が回収業務を請け負っているため、この点でも問題はないと言えます。

 

 

後払い決済を導入した事例

アパレルショップの事例

女性用の下着を扱うSHIROHATOでも後払い決済を導入しています。女性用下着の通信販売では、「商品を手元で確認してから支払いたい」というお客様が数多くいます。そこで、SHIROHATOでも後払い決済を導入しています。そして、サービスを利用することで、与信の金額を十分なものにすることに成功し、お客様満足度を高めることにもつながっています。

https://www.netprotections.com/case/shirohato/

 

化粧品メーカーの事例

化粧品会社のLOCCITANEでは後払い決済を導入することで売上を向上させることに成功しました。導入前はクレジットカードと代引きの二つの決済方法を提供していました。そして、後払い決済を導入したことで、決済画面での離脱をするお客様の数を減らしたり、新規のお客様を獲得することができるようになったため、売上自体も向上させることに成功しました。

https://www.netprotections.com/case/loccitane/

 

食品会社の事例

導入企業はフードデリバリー業者のデリズ。商品がコモディティ化している市場だからこそUI/UXで他社と差別化をはる必要があります。そのための一つの手段として、決済手段を拡充を行い、ニーズの高い後払い決算を導入することにしました。結果的にお客様のリピート率が向上したり、長期的に利用してくれるお客様が増えたことによって、売上を向上させることに成功しています。

 

家具ショップの事例

オンラインで家具・インテリアを扱う業者でも後払いを導入しています。他の商材でもある悩みですが、とくに単価が高いことから、お客様の「商品を見てから決済をしたい」というニーズが強い商材でした。単価の高さは、逆に社内で未払いのリスクを気にする声にも繋がりましたが、保証などをしっかりと行うサービスを選ぶことで対応しました。実際に後払い決済を導入した結果、売上自体の向上にもつながったようです。

https://www.netprotections.com/case/vega/

 

注意点や落とし穴

決済代行の乗り換え

決済システムを自社で持つ事は少なく、通常は決済代行会社を利用して後払いを導入します。この際、自社にあった代行会社を選ばないと、後々高い金額を払って移行する必要が生じてしまいます。そのため決済代行会社の選定は非常に重要な仕事なのですが、各社営業は自社の弱点を言うことは少ないので、多くの場合はECを運営して1年後に問題に気づくといったケースが多いようです。決済手段の少なさや、システム制約、帳票管理など、問題となり得る原因は多岐に渡ります。

 

定期販売の解約率増加

後払いを選んだ場合、サブスクリプション(定期販売)では毎回コンビニなどで支払う必要が生じてしまいます。このため、何度もご利用いただくことを想定したサービスでは、解約率が上昇して売上の確保が難しくなる可能性があります。対策としては、初回のみ後払いを認めるが、すぐにクレジットカード払いや銀行引き落としに変更していただく手段が挙げられます。

 

決済キャンセル

後払いでは、商品を見た後に支払いが発生するため、お客様が瑕疵を発見した場合などはキャンセルされてしまう可能性があります。ただし、発送者に問題がない限り、基本的にはキャンセルはできないことになっています。何となくリスクを感じる支払い手段かもしれませんが、利用者毎に与信管理が行われており、詐欺を行うユーザーは入れない仕組みが構築されています。万が一、キャンセルが多かったり、キャンセル商品が手元に返ってこない事が起こるようなら、代行会社に相談するのが宜しいかと思います

 

利益率の悪化

後払いは月額の固定費と決済手数料、さらには請求書発行手数料がかかるのが通常です。このため、クレジットカードなどに比べると利益率を損ねやすい決済手段と言えるでしょう。請求書発行手数料はおおよそ200円前後になるため、販売価格2,000円の商品では10%もの手数料が追加されることになります。

 

導入する方法

自社開発

自社で全て開発するという選択肢はありますが、現実的ではありません。ZOZOTOWNといった大型企業が運用するネットショップでのみ可能な開発方法と言えます。もし、年間1000億円以上のECを作りたいという思いがある場合には、エンジニアに相談してみるのも手かもしれません。

 

専門代行会社

NP後払いなど、後払い専門のサービスに申し込んで自社のECサイトに繋ぎ込みを行います。手数料は安くなる可能性がありますが、システム構築の負荷が高くなります。後払いだけでなく、クレジットカードやAmazon Payなど、様々な決済手段と並行して管理する必要があるため、エンジニアが保守する範囲が増えることが懸念されます

 

総合代行会社

SBIペイメントなど、大手決済代行会社と相談して、決済サービスの一部として後払いを導入します。不必要な決済手段も実装される可能性はあるので、自社とマッチするかを慎重に検討する必要があります。今時点では、代引きは不要といった選択肢があっても、後々追加する可能性があるのなら選択肢の多い決済代行会社を選定されることをおすすめします。

 

ECコンサルティング

制作会社やコンサルティングに依頼して、自社ECサイトに最適な後払い手段を選んでもらいます。手数料はかかるものの、プロに任せる事で長期的な決済手数料を安く抑えられま。年商1,000万以上を目指す場合は、ご相談をおすすめします。決済は非常に重要なシステムであるため、始めの選び方を間違えると投資額が数百万円を超えた投資が必要になってくるため、EC事業を真剣に検討されている方はまずは無料相談で良いので話を聞いてみるべきでしょう

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